父の転倒がきっかけに。介護サービスってどうやって始めるの?
「やだ、また!?」
2025年3月、実家からの電話に思わず声を上げました。今年1月にも散歩中に転倒して捻挫したばかりの87歳の父が、今度は家の中で転んで足が腫れているというのです。。急いで実家に行き、整形外科を受診。レントゲンの結果は足の甲を骨折しているとのことでした。
高齢になると転倒のリスクは高まると聞いてはいましたが、立て続けの出来事に、私もさすがに焦りを感じました。
「介護保険、使ってますか?」の一言がきっかけに
整形外科の診察に付き添った時のこと。看護師さんから「お父様、介護保険は使っていらっしゃいますか?」と聞かれ、ハッとしました。
父は小児麻痺の影響で幼い頃から右足が不自由で身体障害者手帳も持っていますが、それでも自分のことは自分でできるタイプだったので、正直、今まで介護サービスを意識したことはなかったんです。
でも、看護師さんその一言で、「ああ、そろそろ真剣に考えた方がいい時期なのかもしれないな」と思い始めました。
病院で見かけた「デイケア」という選択肢
父のリハビリや受診で病院に通ううち、気になる光景を目にするようになりました。病院の敷地内で、ワゴン車で送迎されてくる高齢の方々。杖をついている方や、歩行器を押して歩いている方もいらっしゃいました。
「あれは何だろう?」と思ってスタッフの方に尋ねてみると、「デイケアに通っていらっしゃる方々ですよ」とのこと。
「うちの父でも通えるんですか?」と聞くと、介護保険を申請して「要支援」や「要介護」の認定を受ければ、利用できると教えてくれました。
父の足のことと、リハビリについて
デイケアに興味を持ったものの、デイケアでできるリハビリが父にもできるのか不安でした。そこで、父を担当してくださっている理学療法士の先生に相談してみることに。
父の右足の筋肉は少なく、歩き方も少し特徴があります。でも、先生はこう言ってくれました。
「お父さんにもできるリハビリはありますよ。高齢になって筋肉が弱ると転倒しやすくなるので、リハビリはした方がいいです。お父さんもそこの施設に通えばいいわよ!」
この言葉が、父の気持ちを大きく動かしたようでした。今まで介護施設に全く興味がなく、必要性も感じていなかった父が、理学療法士の先生の言葉には素直に耳を傾け、「行ってみようかな」と前向きな姿勢を見せてくれたのです。
介護保険、どこから始める?「地域包括支援センター」へ!
父がデイケアに前向きになってくれたのは嬉しいけれど、今度は私が困ってしまいました。
「介護保険の申請って、どこで何をすればいいんだろう…?」
そんな時、「介護のことは地域包括支援センターに聞くと良い」という言葉をどこかで聞いたことを思い出し、とりあえず電話してみることに。
対応してくれた方がとても親切で、
- 介護保険の申請は市役所でできること
- 申請前に、かかりつけ医に「主治医意見書」を書いてもらえるか確認するとスムーズなこと
を教えてもらえました。
次回へつづく:「市役所で介護申請。必要な書類と手続きの流れ」
このあと、実際に市役所へ行き、父の介護保険の申請を行いました。
次回はその手続きの流れや、必要だった書類などについて書いてみたいと思います。

